新宿野戦病院「西新宿2丁目でのシーン」が4回登場(フジテレビより)

新宿中央公園
歌舞伎町にある病院という設定の元、宮藤官九郎さん脚本の医療ドラマとして描かれた新宿野戦病院が、昨日最終回を迎えました。舞台として使用された歌舞伎町での場面は毎週「そこそこの頻度」で登場しましたが、西新宿2丁目と新宿3丁目の一部もロケ地に採用され、撮影を行っていました。

作品内では2話、4話、7話に登場したホームレスの方への支援シーン、そして橋本愛さんが子供向け玩具に鞭を打つシーンを、それぞれ西新宿2丁目の都庁下のふれあい通り、新宿中央公園のちびっこ広場で撮影しています。「アラビア語協力」としてクレジットされた朝日カルチャーセンターは本編に登場しなかったため、見落としが無ければ西新宿の映像はこれだけでしたが、歌舞伎町での撮影が特段多かったわけでもなく、特に後半は病院内を含むセットのシーンも多数織り交ぜています。

新宿3丁目一帯では新宿武蔵野館の施設内外、すしざんまい新宿東口店らしき店内、昨日放送された有吉の壁でも使われたユニカ新宿ビルの前などが映っていましたが、聖まごころ病院の屋外シーンなどは横浜市内で撮影されているようで、西武新宿駅付近の場面として白金高輪駅付近を通る川沿いらしき場所を使うこともありました。なお、つかこうへいさん経由で紀伊國屋ホールと若干の縁がある馬場徹さんは、新宿3丁目での場面には登場しませんでした。



病院がある歌舞伎町3丁目は架空の地域であり、劇中に出てくる地図も創作物ですが、基本的な枠組みは実際の地図とさほど違いがありません。また、事実上のモデルとして参考にされたのは百人町にある春山記念病院だそうですが、実際の地図と照らし合わせてみると、聖まごころ病院は新宿赤十字病院の跡地付近に存在していることになります。

ちなみに、初回放送の数週間前には、ドラマ制作に直接協力されている日本駆け込み寺の前で「中規模の撮影隊」を確認しています。当時の日照り具合などから推測すると、この時の撮影は高峰啓三を演じた生瀬勝久さんが病院に走って向かうシーン、刑事役の八十田勇一さんや歌舞伎町の少女を演じた蟻波りんさんら4人が会話するシーンなどで使われているかもしれません。

新宿野戦病院 | TVer
新宿野戦病院 ロケ地情報
公益社団法人 日本駆け込み寺: 誰もがSOSを言える社会へ
新宿赤十字病院 – Wikipedia

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