羽衣湯のほぼ隣に位置している「事実上の民家」にて、新しくコーヒー店の営業が行われることになり、ガラス窓の部分に店舗名を記した紙などを掲示されています。
今回オープンするケムリソウは、八丁堀や新高円寺駅付近などで期間限定営業を行い、3月末までは阿佐ヶ谷でもコーヒーを提供されていたという「猫と珈琲」の方が手掛けているそうで、Instagramではエスプレッソとネルドリップコーヒーの提供を行うことを間接的に説明されていました。オープン前ではあるものの、内装部分の各種作業についても写真付きで紹介している他、昨日にはエスプレッソマシンの設置が行われてた事も報告されており、現状5月末頃と記されている開店に向けて準備を進められているようでした。
ケムリソウが出店を行う場所では、かつて個人経営の居酒屋が営業を行い、羽衣湯に入っていた方、または入る方が立ち寄るお店になることもありましたが、この場所での店舗の営業が行われなくなってからは、小道の通り沿いにあった理髪店や八百屋なども相次いで姿を消し、ちょっとした商店の機能も兼ね備えていた一帯は少しずつ「閑静な住宅地化」が進んでいました。賑やかに楽しめる交流の場というコンセプトなどを持たれているわけではないのですが、今回ケムリソウがオープンすることによって、停滞気味だったこの一帯の交流度合いなどに、若干の変化が生まれるかもしれません。ちなみに、東京オペラシティの各喫茶店は施設内での営業という形を採用しており、カフェ文庫アイビーはギリギリで渋谷区本町3丁目のお店なので、ケムリソウは西新宿で最も西にある「コーヒーの路面店」ということにもなります。
・猫と珈琲