新宿第一生命ビルの複数フロアにある東京都福祉保健財団では、今月から新たに「介護職場サポートセンターTOKYO」という事業がスタートし、介護に携わっている方々へのケアを、従来よりも強力に行うための取り組みを実施しています。
元々同財団では、介護の現場における生産性の向上などを目的とした事業を行っており、各種セミナーや人材育成の支援、介護の際に便利な「デジタル機器」にまつわる各種活用支援などを行ってきました。今回の事業刷新に伴い、新たに人材確保を行うための窓口、介護機器の試用を求める事業者に対する貸出などの対応を行うことになっており、介護の仕事を行う方に対してより密着した支援を行う形にもなります。
介護事業者を対象にした施設なので、個別の介護に関する悩みなどは原則受け入れられないようですが、西新宿や北新宿では各種高齢者向けの施設が点在しており、今後新たな老人ホームの運営が西新宿4丁目で行われる予定もあるので、それらの事業者にとっては「身近な相談相手」として活用する機会が増えるかもしれません。なお、新しく事業者になるための諸手続きも、引き続き財団内で行っています。
・介護現場改革促進等事業 ｜ 公益財団法人 東京都福祉保健財団
・新規事業者指定手続き・研修について 東京都福祉局