歌舞伎町一番街の看板から徒歩1分未満の所に店舗を構え、この地域においては比較的長寿な焼肉店でもあった安楽亭の歌舞伎町店が、同店が来週で閉店することになったようです。
同店は2023年の12月中旬に店舗の装いを「今風」に仕立て上げる形での改装を行い、どことなくサイバーパンク感をうっすらと感じさせる四角い看板にANRAKUTEIという文字を載せるなど、外国人観光客の方にもアプローチできるような施策を打っていました。土地の関係もあってか西新宿よりも高級焼肉店がひしめき合う中、500円台で楽しめるランチメニューや3000円未満に設定した食べ放題を提供するなど、一貫して安価路線での運営を続けている店舗でもありました。
アイタウン・レピアにあった西新宿店と大久保通り沿いにあった新大久保店が「2000年代」に無くなり、西早稲田店の開店と閉店も見届けるなどしてきた歌舞伎町店が閉店することで、新宿区内から安楽亭の名を冠した店舗が全て消えることにもなります。ちなみに、埼玉県内で約30年営業していたという上尾緑丘店も同日で閉店すると、地方紙である埼玉新聞が報じています。
・安楽亭 歌舞伎町店
・安楽亭、6日に閉店へ 上尾緑丘店、約30年間の歴史に幕|埼玉新聞|埼玉の最新ニュース・スポーツ・地域の話題