「終着駅」の設置から商業施設の建て替え、広告商品の開発まで、新宿駅周辺において様々な事業を大々的に展開している小田急グループですが、新宿においては非常に小規模な活動になっている小田急バスのルートが、来週から一部変更される事になりました。
今回メスが入るのは、宿44として運行を行ってきたルートで、新宿駅と武蔵境駅の間を1日2便体制で運行してきたものが、新宿駅と吉祥寺駅の間を休日の午前中に1便だけ運行する形になります。いずれの区間も中央線を使うことで直接向かうことが可能ではありますが、運賃だけで見れば小田急バスを利用した方が安く済むため、急ぎの用事でない場合などはこの路線を終点付近まで使う方もいらしたようです。
かつてはもっと頻繁に行き交っていた路線ではありますが、今回発表された運行方法の変更は小田急バス全体のダイヤ改正に関するものだそうで、慢性的な乗務員不足などを補うための措置として行われるとのことです。
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