新型コロナへの明確な対策が確立しておらず、旅行業や飲食業界などへの「強いダメージ」が続いていた2020年8月にひっそりと閉館し、以降は空室の状態が続いていたセントラルホテル東京の跡地ですが、同建物に沿って設置されていたバリケードに、解体に関する告知が出されています。
標識が設置されたのは今月に入ってからで、解体工事の工期については2月25日から10月31日までと書かれているため、今年のクリスマス前にはこの場所に新たな更地が誕生することになります。かつてゲームセンターのエスタディオパセオが営業していた部分を含めた1階部分では何かしらの工事が昨年の夏頃から実施されており、一時期は何かしらのお店が出店するような動きにも見えたのですが、最終的に建物を無くすという判断に至ったようです。
大和ハウス工業の方名義で工事の発注が行われ、3月15日から6月「31日」までアスベストの除去作業を行うと記載されている以外は、今後の予定について特に言及されていないため、メトロ会館と合わせた再開発なのかなどの詳細は、もうしばらく時間が経たないとはっきりしないようです。