「中国系サイバーパンク」の雰囲気を醸し出した天府火鍋巷子新宿3丁目にオープン

新型コロナの第一波が収束に向かいつつあった2020年5月末にネットカフェのポパイが閉店し、以降約4年にわたって空きテナントだった横田ビルの地下1階に、火鍋料理をメインにした「天府火鍋巷子」というお店がオープンしました。

グルメサイトなどでは新宿店とありますが、店員の方によると同名のお店は存在しないため、唯一の天府火鍋巷子として運営されています。今の所インターネット上にはさほど情報が掲載されておらず、メニュー内容などについては現状現地に行かないと分からない状態になっていますが、お店の雰囲気自体は入り口周辺を見ただけでも十分に伝わってくるように、龍乃都飲食街や新宿3丁目の壱角家、歌舞伎横丁などで取り入れられているサイバーパンクの色合いが強く、隣接している牛かつもと村とは正反対の空間になっていました。

開店日について質問するために電話でお話を伺おうとした所、最初の挨拶が「你好我是」と思われる言葉で、NEWoMan開業時などに匹敵するのではと思える程の量が並ぶ開店祝いのお花の札も、中国系企業や中国名の方の名前が大半を占めていたため、池袋などで増加しているといういわゆるガチ中華系のお店として運営されているかもしれません。なお、オープン日は22日とのことですが、前述の開店祝いのお花の中には直近3日以内に飾られ始めたと思われる新鮮な生花も並び、オープン時からお花が増え続けているようでした。