無料で利用可能だった新宿PCR検査センター 新型コロナの5類移行前に営業終了

新宿PCR検査センター新型コロナの流行に伴って需要が一気に拡大した数少ない事業であるPCRの無料検査場ですが、西新宿1丁目にある施設が28日で閉店いたしました。

今回閉店したのは、遺伝子検査などの事業を手掛けるプレシジョン・システム・サイエンスが運営する「新宿PCR検査センター」で、2020年に完成した第3セイコービルの1階に初めて入居した店舗でもありました。1日に1万人以上の感染者が出ていた時などは行列が形成されるほど需要のある施設でしたが、最近は流行の収まりを受けてか目に見えて利用者が減少し、今後新型コロナが5類に移行することに伴い、閉店を決めた事を明かしています。

既に電話は通じない状態になっていて、同社が運営するPCR関連施設もここのみだったので、企業としては検査事業から撤退という形になります。また、同様の施設は新宿駅周辺にまだ点在しているものの、新宿PCR検査センターと同じく利用者の減少がはっきりとしているため、5月8日の5類移行後にはこれらの施設も何かしらの「動き」があるかもしれません。



新宿PCR検査センター
対象事業者⼀覧|PCR等検査無料化に関するご案内

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