石巻市立大川小学校に関連するドキュメンタリー K’s cinemaで上映中

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

K's cinema東日本大震災において大きな被害を被った自治体の1つである宮城県大川市によって運営され、現在は震災遺構になっている大川小学校での出来事を取り扱ったドキュメンタリー映画が、K’s cinemaで上映されています。

「「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち」というタイトルが付いている同映画は、表題の通り大川小学校で起きた被災状況などだけでなく、児童と教職員合わせて80人以上が死亡した小学校での対応について法廷で争い続けた姿が記録されているとのことです。裁判自体は2019年に最高裁での判決が出ていますが、予告編では一部の遺族間で始まった各種記録、弁護団を名乗っていながらも弁護士が2人しかいない状況などが紹介される一方、国などへの賠償請求の裁判でありがちな「金目当て」といった誹謗中傷についても触れているそうです。

公式サイトでは映画を見た著名人の方々からのコメントもあり、田原総一朗さんや大谷昭宏さんといったジャーナリストの他、教育評論家の尾木直樹さん、TRICKシリーズを手掛けた堤幸彦さんなどが感想を述べています。現在の所上映期間は震災の日1日前にあたる3月10日までで、明日からは1日2回の上映になるとのことです。

映画『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』公式WEBサイト
闘い10年、大川小「津波裁判」映画が示す悲痛な教訓 | 災害・事件・裁判 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
大川小の津波訴訟、遺族勝訴確定 学校現場の責任重く – 日本経済新聞



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