和食の継承を目的としたレストランの営業を予定している新宿調理師専門学校では、ミャンマー人の無償受け入れを行う試みが行われていて、5月に入ってから6人のミャンマー人の方を受け入れています。
民主派のトップであったアウン・サン・スー・チー氏に対して事実上の終身刑を言い渡していたり、最近では日本人ジャーナリストの拘束を行うなど、軍事政権としての色を強くしているミャンマーですが、同校は現地で学びの場を得られない人々に対して、授業料と生活費を負担する試みを実施しています。校長の上神田梅雄さんは、「ミャンマーの若者を導く立場になってほしい」といった思いを持たれているようで、自身のスキルアップに繋がるようなサポートを、料理経験のない留学生に対して行っている事などを話されています。
100人以上の応募から選ばれた方々は、ミャンマーでの苦しい生活を語っていますが、中には将来的に母国で料理店を開店する夢を持っている方もいるとのことです。
・「懸け橋に」ミャンマー留学生無償受け入れ 新宿の調理師専門学校 – 産経ニュース