西新宿1丁目の一部エリアにおける「新たな地区計画」新宿区が原案を公開中

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

西新宿1丁目ヨドバシカメラやヤマダ電機といった各商店街のほか、数多くの居酒屋などが営業を行っている西新宿1丁目の南側エリアですが、この場所で新たな地区計画の設定などが行われることになりました。

対象エリアでは、2015年に「西新宿1丁目商店街地区まちづくり協議会」の設立が行われ、以降は様々な街づくりに関するルールが提案されるなどしてきました。今年の6月に行われた協議会の中では、ざっくりとしたテーマを並べていた従来のコンセプト案から一歩踏み込み、より詳細な地区計画の構成などが提案され、エリア内にある道路を統一性を持たせようとしたり、新たな商業施設の誘導などを行おうとしたりと、より具体的な構想へと発展していきました。中には店舗のジャンルによって出店制限が行われ、

元々のこのエリアでは「アンケートのお願い」を毎日のように依頼してくる年配の女性が一部エリアで待機する程度でしたが、近年はガールズバーが出店を行ったり、見かけても3人ぐらいだった「どこかへの客引きを行う人」が20人前後にまで増えたりと、駅の東側で漂っていた空気感が少しずつ押し寄せています。ただ、今回は「誰もが訪れやすく、にぎやかで魅力的な通りが集まるまち」の実現を目指していくとのことなので、場合によってはこれらの動きに対しても何かしらのメスが入る可能性があります。なお、今回の提案に対して何かしらの意見がある場合は、建物所有者などの一部関係者に限り、意見書の提出が18日まで可能になっています。

西新宿一丁目商店街地区地区計画原案の説明会・縦覧及び意見書の受付について:新宿区



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