東京地検特捜部 東京都庁の「五輪組織委の後継団体」で家宅捜索を実施(テレビ朝日より)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

東京都庁東京オリンピック組織委員会の元理事が所有していた企業が、AOKI ホールディングスとコンサルティング契約を結んで金銭を受領していた疑惑に絡み、東京地検特捜部が東京都庁内で家宅捜索を実施しました。

家宅捜索の対象になったのはオリンピック・パラリンピックの大会組織委員会ですが、元々の法人自体は既に先月で解散していて、今回捜査の対象になったのは事実上の別組織である後継団体となります。ただ、別物の組織といってもオリンピック関連の資料などが多数存在しているようで、今回の家宅捜索ではこれらの資料などが押収される形になったようです。このほかにも、高橋治之元理事やAOKIホールディングス前会長である青木拡憲さんの自宅、広告業界最大手で高橋元理事の「元勤務先」である電通などでも家宅捜索が実施されたとのことです。

清算法人という名目での運営を行っているため、都庁での家宅捜索自体はそこまで目立ったものにならなかったようですが、ニュース映像では山積みにされたダンボールの前で何かしらのやり取りを行う形の姿があったり、一帯への立ち入りを禁じるよう警備関係者がエレベーター付近で警備を行う姿などが取り上げられ、1階では小池百合子都知事が記者に対してコメントを述べる姿もありました。

五輪・パラ組織委の清算法人やAOKI前会長自宅など捜索 特捜部 | NHK | 事件



広告