先日も東日本大震災の余震と思われる地震が発生するなど、10年経った現在でも大きな爪痕を残している2011年の地震ですが、ブックファースト新宿店ではその震災に関連した書籍を中心に集めるフェアを3月19日まで行なっています。
フェアの場所は、通路側からAゾーンに入ってすぐ右手のエリアにある棚で、東北、地震学、災害、自衛隊、メンタルケアなどのカテゴリに分けて書籍が紹介されています。福島第一原発での作業に従事した方による手記、放射能との戦いを綴った本、震災後の復興をレポートする書籍などはもちろん、サンドウィッチマンのお二人が震災について語り合う本、ハゲタカシリーズなどを手掛ける真山仁さんの「震災3部作」の完結編、3月12日に金曜ロードショーで映画が公開されるFukushima 50などのフィクション類もありました。
直接震災と関係ない本もいくつかあり、例えば新海誠作品として人気映画となった「君の名は。」なども棚に並んでいます。また、死生観にまつわる本なども一緒に紹介され、緩和ケアなどに用いられるかもしれないような内容のものも並んでいます。なお、Twitterなどでは約500点を集め、今後随時新刊なども並べるとしていますが、すでに一部の書籍については品切れの状態になっていて、うち1冊は入荷予定なしという状態にもなっています。
あと一ヶ月で十年目の「3・11」。
当店では、本日から3/19(金)まで「語り継ぐ記憶、語り合う未来 ―東日本大震災から十年」と題したブックフェアを開催します。
この十年の間に刊行された数多の出版物から、約500点を集めました。
また、識者9名様から推薦書も賜りました。
Aゾーン入口すぐにて。 pic.twitter.com/VOmrGl1npn— ブックファースト新宿店 (@book1stshinjuku) February 11, 2021