MJG接骨院・整体院を運営する株式会社MJG 東京地裁に破産を申請(東京商工リサーチより)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

新宿三井ビル新宿三井ビルに本社を構え、これまで約200店舗を展開していた「MLJ接骨院・整体院」の運営である株式会社MJGが、4月10日に破産を申請し、東京地裁から破産開始決定を受けました。

同社は接骨院の事業ほぼ一本で成長を続けていたようですが、これまで従業員との間で賃金に関するトラブルなど、会社運営を行うにあたっての問題が度々発生していたようです。また、最近は新型コロナウイルスの影響で臨時休業も行なっており、これが一種の「トドメ」となって、破産申請を行う形になったようです。今後一部の店舗についてはネットカフェを運営するAprecioという会社に事業が譲渡されるとのことです。緊急事態宣言が出てから、東京地裁では3つの弁護士会に対して、破産を含む法的手続きの不急の申し立てを控えるようにと言う要請を出していましたが、今回の破産開始決定はその最中の出来事となります。

今回の破産は、負債総額が約44億円となり、新宿区内ではおそらく初めてとなる新型コロナウイルス関連の大型倒産となります。ちなみに、西新宿や新宿駅周辺には、同社が手掛けるMJG接骨院は1店舗もありません。


破産手続開始決定についてのご連絡
(株)MJG : 東京商工リサーチ



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