特徴的な信号機が設置されている新宿警察署裏の東側と南側一帯の一部エリアでは、今月の初旬から「警告」と書かれた張り紙、そして「通報のお願い」と書かれた張り紙が、一部の樹木に巻きつけられています。
これらを用意したのは、今回の警告対象エリアである東通りと北通りを管理する東京都第三建設事務所、そして目の前を東通りが通っている新宿警察署の連名となっています。張り紙では、樹木が植えられているエリアでの「構造改変」を行う人などに対する警告と、不適切な行為などを見かけた人への110番通報などの呼びかけが行われていて、14日までにエリア内の物を撤去しない場合は、不要なものとして処分するとも告知していました。
張り紙が巻かれているのは、新宿センタービルの西側と、損保ジャパン日本興亜本社ビルの南側となっています。常日頃から交通量の多い損保ジャパンビル周辺とは違い、新宿センタービルの西側には長らく放置されていると思われる自転車、台風に関する「主張」を繰り広げるボードなどが投棄されているだけでなく、植えられている樹木を紹介する看板が破壊されるなどの被害も出ていて、新宿の高層ビル群を囲う街路樹の中ではトップクラスで荒らされやすい一帯にもなっているようです。
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