会社に在籍しているだけで発生する「在籍料」や本来会社が支払うはずの社会保険料などをめぐって、新宿住友ビルに本社を置く保険代理店「グッドウイン」の元外交員の方が、同社を相手に提訴しました。
この訴訟では上記の他にも、保険の販売時に貰えるはずだったマージンが約368万円低いことや、同社の幹部に「辞めてもらって構わない」と言われたことに対する慰謝料を請求しています。グッドウイン側はこの訴訟について「訴状が届いていないのでコメントできない」と述べておりますが、訴訟を起こされた以上は、今後どのような形であれ対応が必要になります。なお、提訴した元外交員の方は、既に同社を退職しているようです。
毎日新聞によると、このような「働いていた人が保険代理店を訴える」というケースはグッドウィンで4社目になるそうで、この中には新宿ミライナタワーに本社を構え、保険のビュッフェを展開するFPパートナーなども含まれています。こちらは原告が7人で請求額が4600万円を超えており、グッドウインを含めた他の3社の請求額と比較すると約10倍から20倍ほどの差があります。
・「368万円 不当に天引き」保険外交員が代理店提訴 同種訴訟で4社目 – 毎日新聞