伊勢丹本社 新宿5丁目から西新宿に移転?(日本経済新聞より)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

伊勢丹社長が退任してからも地域との密接な関係を築き続け、新宿3丁目一帯を盛り上げている伊勢丹ですが、新宿店から徒歩数分の所にある本社の機能が駅を超えた新宿駅西口側へ移転する可能性があるようです。

当初の日本経済新聞の報道および当日のニュースリリースでは、H.I.S.などがあるサウスゲート新宿の売却が大きく取り上げられていましたが、他にも本社機能移転などが取り上げられています。本社になる可能性があるビルは明記されていないものの、もし移転が実現すれば、社内的には若干距離的な意味で不都合が生じてしまうかもしれません。ただ、関連会社の再編なども含めた一連の作業により、家賃を年間約10億円削減できるため、考え方次第では1カ月に数千万円を宣伝費に回すこともできるようになります。

報道では新宿店の周辺にある商業ビルを購入するとも書かれており、最終的には新宿店も巻き込んでの再開発に乗りだすとも記載されています。今の所、三越伊勢丹は報道後にサウスゲート新宿の売却と関連会社の統合のみ発表しており、その他の部分については触れてすらいない状態です。ただ、マルイが大規模な工事を行っていた2000年代後半の新宿3丁目の風景が、今度は伊勢丹の工事という形で「復活」する可能性があるようです。



三越伊勢丹、都心ビル売却 300億円 旗艦店周辺に注力 :日本経済新聞
三越伊勢丹ホールディングス

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