新宿駅で破裂した缶の中身 洗剤などと同じアルカリ性の液体?(FNNより)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

新宿駅一昨日に新宿駅の山手線内回りと千葉方面に向かう総武線がある13番と14番ホームの一帯で缶の中から液体が飛び散り、近くにいた女性が中にあった液体の影響で火傷をするという出来事がありましたが、缶の中にアルカリ性の液体が入っていたことから起きた「化学現象」の可能性があるようです。

アルミ缶と強いアルカリ性の液体洗剤が接触すると白い泡を伴いながら水素が発生し、外部へと溢れていくことが過去の実験からわかっています。液体が飛び散った直後とみられる画像にも、白っぽい泡のようなものが地面に付着している様子が確認できるため、缶の中身が危険物であったり、缶自体が爆発する仕組みになっていたわけではなく、洗剤と同一の成分である可能性もあるとのことです。

当初、警察は傷害容疑で捜査を行うとも発表していたようですが、2010年に丸ノ内線の本郷三丁目駅で発生した「似たような事例の事故」と同じく意図的でなかった場合、刑事事件として対応されなくなる可能性があります。ただ、今の所缶がどのような形で放置されていたのかが定かではないため、全容が明らかになるにはやはり缶を置いた本人などを特定しないと、難しいかもしれません。



中身はアルカリ性“洗剤”? 新宿駅のアルミ缶はなぜ破裂したのか – FNN.jpプライムオンライン
新宿駅ホームでアルミ缶から液体 20代女性やけど:朝日新聞デジタル
・JR新宿駅でアルミ缶の液体飛散 20代女性がやけど

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