紀伊國屋新宿本店の地下にある「CLOVE」へ行ってきました

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

CROVE紀伊國屋の地下1階には昔から営業を続けている飲食店が数多く存在し、ファストフードからお寿司、B級グルメ系の料理まで様々なものがそろっています。今回はその中でも最も地下通路に近いお店でもあるカレー店のCLOVEへ足を運んできました。

お店の出入り口は比較的「自由」になっており、ガラス張りになっている部分は全て出入り口として利用できます。目につくところにレジはありませんが、食券などは発行しておらず、直接店員さんに注文をするスタイルが取られています。カレーの種類も大まかには4種類で、そこに大盛りやトッピングといった注文を加えることで、自分好みのカレーを作ってもらうことができます。元々10席満たない程度の広さしかないこともあり、お店を目にするときは高確率で満席になっていましたが「ルーが無くなって閉店」という現象が起きないことが不思議なほど、狭いスペースでカレーの調理を行っています。

CLOVECLOVE
今回注文したのはオニオンカレーで、830円になります。オニオンという名前にふさわしく、スプーンですくうと高確率で玉ねぎに「遭遇」し、みずみずしい玉ねぎと、飲み物として扱っても楽しみやすいカレーの双方を楽しめます。料理として出される際はライスとルーが同じタイプのお皿で別々に出されますが、定石(?)としてルーをスプーンでライス側にかけて食べるという方法を取る人が大半でした。

ルーのスパイシーさは辛い物が苦手という方でも充分に楽しめると思いますが、やはり欠点となってしまうのはお店の座席の少なさです。狭いスペースということもあって元々1人分の座席が若干窮屈ではあるものの、その点については他店での「慣れ」もあって気になりませんでしたが、3人でも団体客になりかねないお店なので、こちらは1人で食事を楽しみたい時に利用したほうがいいかもしれません。また、器などは綺麗だったのですが、メニューを立てかけるアイテムには白い埃のようなものがギッシリ敷き詰められるような形で付着していたので、このあたりのお手入れも定期的にしていただけるとありがたい気がしました。



ただ、前述のとおり味については申し分ない一品でしたので、何度も通いながらマイタケのような若干変わり種の具材なども加えたりして、新たなカレーの味わい方を発見する、というのも、CLOVEを楽しめる1つの要素になるかもしれません。
CLOVE
CLOVE (クローブ) – 新宿三丁目/カレーライス [食べログ]

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