暴力団と交際した上に情報を漏らした女性巡査を処分(NHKより)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

新宿警察署歌舞伎町が近い関係もあってか、暴力団員絡みの事件を他の地域よりもやや多めに扱うこともある新宿警察署にて、仕事を通じて知り合い、交際に発展してしまったという女性巡査が処分されました。

交際相手となった暴力団の組員は昨年に傷害事件で逮捕されており、その際に女性巡査と知り合ったそうで、その後にメールのやり取りなどを行ったとされています。巡査は暴力団員に対して捜査に関する情報を漏らしていたとのことですが、組員からお金を貸してほしいと何度も言われるようになったため、別れることになったということです。ただ、時期こそ明記されていないものの、暴力団員と巡査が親しくしているとの情報が寄せられたことで警察側が捜査を行い、今回の事件が発覚したそうです。

このケースでは地方公務員法が適用され、警察から停職6カ月の処分を受けた女性巡査は、今日辞職したとのことです。巡査は7月から一時的に新宿警察署で暴力団関連の事件などを取り扱う組織犯罪対策課で勤務していたため、同署で勤務していた時期は1年足らずという事でしたが、上司に当たる男性警視など4人も警務部長注意などの処分を受ける事態になっています。



・警視庁女性巡査 交際の暴力団員に捜査情報漏えいで懲戒処分 | NHKニュース
暴力団組員と交際の女性巡査、捜査情報漏らした疑い:朝日新聞デジタル

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