東日本大震災で津波の被害にあったピアノ 高島屋で展示中

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

高島屋高島屋では日本橋店と新宿店を中心に東日本大震災にまつわる催しを昨日から開催しており、いわき市立豊間中学校で使用されていたピアノなどが展示されています。

3月11日に津波の被害に遭い、調律師の遠藤洋さんの手によって再び音色を奏でるようになったというピアノですが、現在は「奇跡のピアノ」として日本各地のみならず、台湾などでも演奏されています。新宿店では震災から5年という節目を迎える前に展示され、9日からは日本橋店で展示が行われるとのことです。展示場所も2カ所が用意され、コンサートも行われた初日は2階のウェルカムゾーン、3日からは明治通り口の出入り口に近い部分にて展示します。なお、5日には1度だけウェルカムゾーンへ戻って、臼澤みさきさんと遠藤さんがゲスト出演するコンサートが開催されるとのことです。

9日以降はピアノを見る機会は無くなってしまいますが、昨年で横浜DeNAベイスターズの監督を辞めた中畑清さんがトークショーを行なうそうです。また、福島県産の啓翁桜が2階に展示され、春の訪れを感じさせる桜色の花を見ることが出来ます。桜の展示は、新宿店のみ1週間早く受付を行っている「タカシマヤさくら募金」と同じく、15日までを予定しています。

高島屋



・「奇跡のピアノ」で震災復興支援コンサート NHKニュース
・明日へのエール 音楽とスポーツとアートによる震災復興支援|高島屋

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