巨大な高層ビルが建設されるなど、西新宿5丁目などと同様に少しずつ古い建物の建て替えや地域丸ごとの再開発が進められている西新宿8丁目の一角に、新たな「解体計画」の貼り紙が貼られていました。
取り壊しになる予定の建物はNTTが社宅として使っていた「成子坂社宅」で、2棟とも壊されることになっているようです。入り口部分が封鎖されていることから、すでに住民の方はいらっしゃらないようで、別の貼り紙には問い合わせ先としてNTT系列で介護サービスを手掛けるテルウェル東日本の電話番号などが記載されていました。アスベスト調査についての説明文には4月に調査を終えていたことも書かれていて、10月から約1カ月に渡って除去作業を行った後、建物の解体作業に移るものとみられます。
NTTはこれまでも自社が所有していた社宅を他社に売却したり、他社と手を組んでリフォームを行ったりと、ただ単に老朽化した建物を壊す以外の選択肢を選び、たびたびメディアに取り上げられたりもしていました。昨年には東急住宅リースなどと共同でリノベーションを行うというニュースもひっそり配信されていたものの、今回は成子坂社宅の解体工事を発注した事業者の部分に、東急住宅リースの名前が入っていました。
【報道発表】[テルウェル東日本]テルウェル東日本と東急グループ3社
社宅をリノベーションし<“暮らし”を楽しむ>賃貸住宅に!
2017年2月「テレパレス柏てるて」誕生!!https://t.co/rA58IwqaTY— NTT広報室 (@NTTPR) 2016年12月8日
・古い団地、200~300万円台で再販 ユニホー :日本経済新聞