今年で46周年を迎え、西新宿の超高層ビル群を形成する最初の建物となった京王プラザホテルにて勤めていた方へのインタビュー記事が朝日新聞に掲載され、開業当初の様子などが語られています。
桜井昌能さんは、半数以上が新入社員同然の若手たちで占められていた京王プラザホテルのメンバーとして働き、当初はウエーターとして勤められていたそうです。現在は宿泊施設としてだけではなく、芸能人のディナーショー、著名人の重要な会見、日本テレビなどといった超大手企業の株主総会などでも使われていますが、桜井さんは次第に宴会や国際会議などで使われる各会場を仕切るという、重要な役割に就くようになったそうです。
記事では京王電鉄元社長であり、京王プラザホテルの初代社長である井上定雄氏が思い描いていた計画なども紹介されており、京王プラザホテルがどのような形で生まれたのかなどもざっくりと紹介されています。また、桜井さんが宴会場などを仕切るにあたって心掛けていた仕事術なども書かれており、サービス業に身をささげていないとうっかり抜けてしまいそうな「気配り」なども知ることができます。
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