東京都庁に掲載されていた五輪のエンブレム「白紙撤回」翌日には既に見当たらず

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

東京都庁華々しい発表が行なわれてからわずか約1カ月で姿を消すことになった東京五輪のエンブレムですが、昨日行われた撤去作業が徹底されていたためか、既に今日の19時前には存在を確認することができなくなっていました。

NHKでの報道などでは、使用中止が決まってから数時間以内にポスターなどの撤去が行われていたとあり、一部まとめサイトで照明の角度などから「喪章のよう」などと揶揄されていた第一本庁舎正面玄関のポスターはもちろん、一般人が入れるエリアからは、オリンピック版とパラリンピック版の両方が消えていました。警備員さんにポスターなどは全て撤去されたのかをお伺いしましたが「ないです」という短い返事だけが帰ってきました。

エンブレムそのものだけでなく、佐野研二郎氏や家族などに対する誹謗中傷や人格否定なども起きたり、今後のエンブレムがどのようなものになるかなども課題として残っていますが、今回発表されたエンブレムの対応については、撤回によって一区切りがつきそうです。なお、新宿区役所ではのぼり旗などが届いた矢先の撤回ということで、これらの「小道具」の対応については今後決定されるとのことです。



五輪エンブレム、ドタバタ 都庁職員「前を向いて…」
・新宿区役所 ポスター取り外す

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