新宿メトロプロムナードでは、本日から1週間にわたって、JA全中による野菜の販売を兼ねた広告が貼り出されています。基本的にはポスターの部分に宣伝の力を割くことが多い同エリアですが、今回は円柱の柱に注目する人が相次いでいます。
ポスターにはQRコードが印字されており、これを読み取ると野菜の購入ページへジャンプできるという仕掛けがあり、ポスターに描かれた瑞々しい野菜を自宅で楽しむことも可能です。柱部分には野菜を模した作り物が巻きつけられており、広告を見た7割くらいの人が、ポスターではなく、柱に興味を示していました。人参、大根、芋などが凹凸を含めてうまく作られていますが、とうもろこしにはコーンの部分がクッションのような素材になっているなど、凝った形に仕上がっています。
JA全中というと、昨今のTPP問題や組織自体の事実上の解体が決定するといった、わりとヘビーな内容の話題が相次いでいますが、この広告には小さい子から女子高校生、OLさんやサラリーマンまで、全世代の人々が興味深そうに柱を眺めたり、記念写真を撮ったりして笑顔があふれていました。また、様々なメディアで取り上げられているということもあってか、この写真を撮影している時間帯には日テレのnews every.の取材班と思われる人たちが、カメラや脚立を持って広告周辺を歩きまわっていました。
JAファーマーズマーケットは、ネットからアクセスできる直売所という形で運営されているそうです。
とうもろこしは、絹糸がすずらんテープを強固にしたような素材で作られていました。広告掲載は9月6日までとなっています。
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Posted by みんなのよい食プロジェクト on 2015年8月31日