今年の5月に東京チカラめしが全店閉店したという話題が、ネット上を駆けまわる騒動が起きましたが、今回はチカラめしを「受け継いでいた」を改めて訪問いたしました。
今回訪れたのは壱角家の中でも初期にオープンした新宿東口アルタ裏店という若干長い名前がついたお店です。蒸気が止めどなく溢れ続けるラーメン屋さんという飲食店を営んでいるにも関わらず、お店の場所は地下になっています。入店されたお客さんの中には、湯気にメガネがやられて視界が遮られている人もいました。
横浜家系ラーメンというとわずかに先に新宿へ進出してきた魂心家を思い出しますが、運営企業が全く違うにもかかわらず、「脂の量」などが選択できる事を知らせる貼り紙や、豆板醤・ショウガが入っている入れ物などが非常に似ていました。横浜家系という共通点があることも影響していると思いますが、それでもオススメの食べ方やライス無料の時間など、全く違う部分も(当然ですが)複数箇所ありました。
チャーシューまみれだった前回とは打って変わり、今回はベーシックに単なるラーメンを注文いたしました。「ご飯のサービス」の時間対象外でしたので、(こちらも前回に引き続き)ラーメンのみを楽しむことにしました。白米なしでの大きなノリの扱いには若干悩みましたが、豆板醤をつけることでやたら汁気が多いノリを、スパイスの効いたラーメンの具に変身させることもできます。トッピングなどを一切追加せずに注文して、どこか色合いなどに寂しさがあったら、率先して無料のトッピングをガンガン使ってみると良いかもしれません。
トッピングなどで味が若干変化してしまいましたが、スープまで飲んでもこってりとした後味は思ったよりも残らずに済みました。さほど量があるわけでもなく、かと言って物足りないというほどでもなくなので、減量中の方が「頑張った自分へのご褒美」として訪れても、さほど体に影響はないかもしれません。
横浜家系 壱角家 新宿東口アルタ裏店 (ラーメン / 新宿西口駅、新宿駅、新宿三丁目駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0