新宿駅周辺で様々なパフォーマンスが 新宿芸術天国2013の様子

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

新宿スタイルコレクション一昨日、新宿駅の周辺にある各商業施設や学校などが一体となり、様々な芸能文化やファッションなどを紹介する「新宿芸術天国」が行われ、普段よりも多くの人たちで賑わいました。

開会式には中山弘子区長や三越伊勢丹HDの大西洋社長、京王百貨店・小田急百貨店の各店長などが出席し、開会の挨拶やフェスの説明などを行っていました。開会後は小田急百貨店の大きな階段部分で中国舞踊が行われたりと、今までとは違うイベントである事を早くも感じ取ることが出来ました。

会場では同イベントでおなじみとなった大道芸人の人々が、今回は3つの場所に分かれてそれぞれの芸を披露していました。また、前述の舞踊を披露された団体などと同じく、よさこいソーラン節や阿波踊りを披露する団体もあり、良い意味で季節の「乱れ」を感じられるようなイベントになっていました。



イベントのラストにはビックロ前に作られたランウェイを使ってファッションショーが開かれ、ABAHOUSE、BEAMS、PROPORTIONなどをはじめとする多数のブランドが紹介されながら、モデルの方が登場していました。ランウェイの裏側では登場するモデルさんなどが待機し、メイクアーティストの方などもとても慌ただしく作業をされており、舞台に登場する直前まで美の追求などを求めてらっしゃったようです。

新宿スタイルコレクション最初に洋服を披露したマルイは大学生くらいの男女をモデルとし、大学キャンパスで見かける「オシャレな学生」のような雰囲気を匂わせるファッションを中心に、伊勢丹は独特の髪型をした外国人のモデルの方を起用した独特の雰囲気を、ルミネからは「ドラマチックウォーマン」など、秋~冬を題材とした大人の印象を与える洋服の数々が、長身の外国人のモデルさん達によって紹介されていました。ラストにはビックロ前に出来たランウェイに3店舗(で営業しているショップ)が一体となり、全員でステージに登場して幕を閉じました。

ちなみに、ランウェイは撮影禁止となっており、スタッフの方や警備員の方が声をかけるなどして注意喚起を行っていましたが、あまりに多い撮影者に屈したようで、途中から注意を呼びかけるスタッフの方はいなくなっていました。中には撮影のために人を押しのけ、隣で見ていた人物に「ガン」を飛ばされている方もいたりと、若干殺伐とした観客席(?)も形成されていました(途中で注意を辞めたことについて新宿スタイルコレクションのスタッフの方にお話を伺いましたが、答えを濁されてしまいました)。

新宿芸術天国は同日16時に終わりましたが、その後も加藤夏希さんやm-floのVerbalさんらがルミネなどに登場し、様々なイベントが行われていました。昨年までの新宿芸術天国は大道芸のみにスポットライトが当てられていましたが、今年のイベントは区と企業、人が一体となって新しい形として、多くの人に笑顔を届けることができたようです。

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