新国立劇場で公演されていた効率学のススメをめぐり、劇場側が俳優の所属事務所側に100万円以上の賠償を請求する方針であることが報じられました。
この問題は今年の4月に田島優成さんが公演の日時を勘違いしたために、その日行われる予定だった公演が行われなくなってしまったというトラブルが発端で起きたもので、新国立劇場は所属事務所だったトップコートに交通費やチケットの払い戻し代金など、約130万円を請求するとのことです。田島さんが在籍していた所属事務所は、この支払いに対応するとのことで、裁判に発展するような事態にはならないようです。
なお、田島さんは記者会見や(既に削除されたご本人の)ブログで述べたとおり、既に所属事務所との契約を終了しており、責任をとって表舞台から身を引いています。新国立劇場は「新たな対策」を導入するなどして、今回のような事故を再び起こさないようにするという趣旨のコメントも発表しています。
・公演欠席、130万円請求へ 新国立劇場、俳優事務所に