東京オペラシティと同じく、今年で20周年を迎えたポケットモンスターは、昨日から新作の「サン」と「ムーン」の2タイプのソフトを発売しています。最近ではゲームのダウンロード販売が行われるようになったので、かつてのように長蛇の列が作られるような機会は減少しましたが、それでも多くのお店で宣伝が行われていました。
新宿駅周辺の家電量販店の中ではビックカメラが最も力を入れていたようで、ビックロではZARAの向かい側に設けられたスペースにて、専用のレジが設置されていました。真横ではボジョレーヌーボーのハリボテ(?)を身に纏うという、かなり大胆な店員さんがワインの宣伝をしていましたが、ポケモンのレジでは頭にピカチュウのお面のようなものを付けた店員さんが静かに商品の宣伝を行っていました。また、新宿東口駅前店では携帯電話やSIMカードしか売っていない1階のレジにて商品の販売が行われていたり、新宿西口店では店内にある全てのレジで購入が可能になっていたりと、他店とは桁違いの「気合い」が入っています。系列店のソフマップでもポケモンの宣伝は行われていて、新宿2号館の入り口付近に大きな売り場が設けられていました。
対照的に、人気こそあったもののそこまで大々的な宣伝を行っていなかったのがヤマダ電機でした。元々人気商品に対して積極的ではない新宿の2店舗ですが、LABI新宿西口館では完売、LABI新宿東口館ではサンが売り切れになっており、次の入荷がいつになるかわからないとのことでした。ただし、LABI新宿西口館ではサンとムーンがセットになったパッケージが販売されていて、こちらの形であれば販売が可能だともお話されています。
ヨドバシカメラでも一定の販売こそされていたものの、新宿西口本店ではファイナルファンタジーやPlaystationVR、龍が如くなどの宣伝のほうが目立っていて、かつてのバスターミナルがポケモン広場に改称されたにもかかわらず、目立ったPR活動は行われていませんでした。ただ、関連商品などはビックロと肩を並べるくらいの量があり、ポケモンソフト本体よりも、そのオマケ商品などにも注目してもらえるような売り場づくりを行っていたようにも見えました。