工事を行う期間に少しだけ変動があったものの、ザ・パークハウス 西新宿タワー60の建設はほぼ順調に進んでいます。そんな中、さらに北のエリア一帯を再開発するための計画がこの度まとまり、詳細な内容が公表されました。
元々A地区からD地区までの4ブロックで構成するという予定はありましたが、今回はその地区ごとの役割などが発表され、A地区には43階建ての複合型マンション、B地区には39階建ての複合型マンションがそれぞれ建設されるそうで、高さは約150m前後を予定しています。どちらも低層階には店舗などが入居予定で、B地区では保育所も設けられる予定だとのことです。
西新宿一帯の「大地主」と化している住友不動産などが計画しているこの再開発では、近年建設されてきた高層ビルと同様、防災に関するスペースも設けられるとのことで、現在は新宿消防署の跡地がある神田川沿いに小さな公園が作られる予定です。計画の完成は東京オリンピックが開催される2020年までを予定していますが、来年に権利の変換などの諸々の手続きを行い、2018年度中には工事をスタートさせるそうです。
・西新宿五丁目北地区防災街区整備事業(支援地区):新宿区
・超高層2棟延べ14万㎡/18年度の本体着手目指す/西新宿五北防災街区 | 建設通信新聞