毎年この時期になると京王百貨店で行なわれるグルメ料理の催し「東西有名寿司と全国うまいもの大会」が、京王百貨店で先月29日よりスタートし、多くのお客さんが会場を訪れています。
タイトルに寿司という文字が入っているものの、北海道の物産展より少し魚介類の扱いが多い程度の同フェアですが、今回は普段よりも魚関係を扱うブースが多いためか、魚屋さんのような匂いが子供服売り場にまで広まっていました。ただ、会場の入口付近で長蛇の列を形成していたのは日替わりスイーツのお店で、北半分のスペースではこのエリアしか目立った行列がありませんでした。
南西部分には回転寿司売り場が設けられ、こちらでは小学生くらいのお子さんと一緒にお寿司を楽しむ人、ご年配の夫婦と見られるペアでワイワイ言いながらお寿司の皿を取っていく人などがいらっしゃいました。その向かい側の柱では4店舗中3店舗が肉料理を扱うお店となっており、牛タン弁当の売り場では1日5食しか販売しないという貴重なお弁当も販売されていました。
鮎の塩焼きなどを始め、魚関連のお店では鮮度の関係もあってか、ほとんどが会場で実演の調理を行っていましたが、中でも異彩を放っていたのは縄文おやき村の販売スペースでした。ここでは割烹着姿のお婆さんが畳の上に座って、黙々とおやきを作っていく姿をガラス越しに紹介しており、まるで小川村の一部分をそのまま切り取って持ってきたかのようなスペースが作られていました。
フェアは5日の16時まで開催予定で、お弁当からソフトクリームまで、各地の名産品を2カ所のフードコートで味わうことも可能です。
・第29回東西有名寿司と全国うまいもの大会|京王百貨店 新宿店