東京都庁小包爆弾事件で高橋克也容疑者を殺人未遂などで再逮捕(産経新聞より)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

6月15日に元オウム真理教信者の高橋克也容疑者が逮捕されて大きな話題となりましたが、警視庁は東京都庁小包爆弾事件に関与したとして、殺人未遂と爆発物取締罰則違反の疑いで昨日再逮捕しました。

この事件は新宿駅で青酸ガスが撒かれるというテロ未遂事件が連続して発生した直後の1995年5月16日に発生したもので、当時の東京都知事だった青島幸男さんに宛てに爆弾が入った小包が届けられ、都の男性職員だった内海正彰さんが開封して爆発して合計で6本の指を失う重傷を負っています。この事件以降はオウム真理教のテロ活動は終息し、後に井上嘉浩死刑囚ら関与した人物が次々に逮捕され、高橋容疑者は事件に関与していて捕まっていない最後の容疑者になっていました。

同じくオウム真理教の起こした一連のテロ事件に関与したとして先月逮捕された菊地容疑者も、この事件に絡んで15日までに再逮捕されることになっているそうで、事件の全容解明に向けて捜査が着々と進められています。ちなみに、高橋容疑者が逮捕された9日には同事件で被害者となった内海さんがNHKのインタビューに応じ、事件当時の様子やオウム真理教への思いを述べられたようです。



・都庁郵便物爆発で再逮捕 オウム高橋容疑者、殺人未遂容疑など
・高橋克也再逮捕受け、NHKが東京都庁小包爆弾事件被害者にインタビュー

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