税務署通りに建っている小規模なマンションのカネモトビルでは、今年度に入ってから解体工事のお知らせが掲示されているのですが、同ビルは現在も工事などが行われないままになっています。
不動産情報サイトなどによると、この建物は1998年に完成した建物ということで、完成から30年足らずで解体されるはずでした。お知らせ通りのスケジュールであれば、同ビルは5月末から工事が始まり、8月30日には更地になる予定でしたが、工事開始予定日を過ぎても工事関係者らしき方の姿を見かける事はこれまで1度も無く、そのまま工事終了予定日を過ぎていきました。10月になっても建物にメスが入った様子は一切確認できず、解体工事の貼り紙を掲示している以外は従来とほとんど変わらない状態が続いています。
1階に入居していた卸売業の会社は数年前に移転を行っていますが、他フロアを利用していた方も既に全員が退去されているようで、人の気配を感じられませんでした。ちなみに、この近隣では土地を巡るトラブルが過去20年の間に最低2回発生しているのですが、今の所「噂レベル」の段階でもそれに近しい話はこれまで耳にしたことはないため、純粋に工事関係のスケジュールがうまくかみ合わなかっただけかもしれません。