かつては新宿駅と武蔵境駅の間を行き来するバスとして運行されていたものの、昨年から発着する停留所を吉祥寺駅に変更していた小田急バスですが、同路線が今月で廃止されることになりました。
人員不足などを理由に挙げつつ規模を縮小させた同路線は、今回の廃止に関しても人員不足などが理由であることを記載しており、人的物資にまつわる廃線であることを案内しています。ただ、同路線で使用するバスを昨年の夏シーズンに2度見かけたのですが、どちらの運行時もお客さんらしき姿は確認出来ず、運転手の方のみが乗っている状態のまま、甲州街道方面へと走っていきました。基本的に新宿区内を通るルートに関しては、都バスが同様のルートを辿っているため、この辺の需要もあまり見込めなかった可能性があります。
新宿駅の西側方面に停留所を設置している小田急バスは現状これしか路線が無いため、今後新たな発表が無い限り、新宿区と杉並区から小田急バスの路線が無くなることにもなります。なお、新宿駅で行われている各種工事の都合で、21日からバス乗り場の変更が行われるため、最終便は「慣れ親しんだ」小田急ハルク前ではなく、骨組みの建設を本格化させている明治安田生命新宿ビル跡地の前で迎えることになります。
・7月6日(日)ダイヤ改正のお知らせ[吉祥寺営業所] | 小田急バス
・新宿駅直近地区工事情報ポータル