くらしと測量・地図展 例年よりも「新宿関連の情報」を増やして開催

くらしと測量・地図展
新宿駅西口地下広場イベントコーナーでは、測量の日に合わせるような形で毎年実施している「くらしと測量・地図展」が、今年も明後日までの日程で行われています。

今回は副題のような形で「変わりゆく新宿」という文言を盛り込んでおり、一部の区画にて変わりゆく新宿展と題した展示を実施している他、講習会でも現在と過去の新宿を比較するような内容の講演を、地理に関係する業務に携わる方々が行うことになっています。新宿駅における再開発関連の情報だけでなく、明治時代や江戸時代などの地図も展示されており、各地で農作物の生産を行っていたと思われる字新町の時代、じゃぶじゃぶ池あたりが東京生命運動場だった角筈の時代なども、カラフルに色付けされた上で紹介しています。

この他にも、2000年代にある種の社会現象になった三宅島での噴火の痕跡などを紹介したり、2m四方程度の枠に作られた「ダイナミックプロジェクションマッピング」で都内の地図を紹介したりと、測量にまつわる各種情報などを視覚で分かりやすく説明していました。ちなみに、代々木で行われている再開発については工事開始時期の延期が決まっていますが、今回の展示物にはその情報は反映されていないようでした。



「日本水準原点 一般公開」及び「くらしと測量・地図展」を開催 | 国土地理院
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