1946年にオープンしたビフテキ家あづま 29日で営業終了

ビフテキ家あづま
終戦翌年の1946年にオープンし、現在は新宿末廣亭の隣で営業を続けているビフテキ家あづまですが、同店が29日で閉店することになりました。

ビフテキや各種ステーキ、ナポリタンなどといった基本メニューの他、創業時から守り続けてきた味だという「じゅうじゅう焼き」も手掛けており、昭和の洋食店らしい雰囲気が漂う飲食店として運営されてきました。立地の関係もあってか、同じく新宿で長年営業しているはやしややスンガリーなどと比較すると、親子連れで入店するというケースは見かけたことが無かったのですが、新宿末廣亭で演目を披露していたと思われる団体の方々や、主に歌舞伎町で見かけるタイプの若い男女まで、これまでの長い歴史の中で様々な方がお店を利用していました。

店舗の入り口とグルメサイトの備考欄には、閉店に関する同じ内容の説明文が記載されており、理由などには触れない形でこれまで入店したお客さんなどへ対する謝意などを綴っています。また、ネット予約の欄では、閉店の1週間前にあたる22日が最終日に指定されていましたが、本日を含めた同日以前であれば、どの日でもコース料理の予約が可能になっています。形式上はチェーン展開していないお店ではあるものの、今後については銀座にあるレストランあづまが代替店になるとのことで、挨拶の中では「伝統の味を守り続けていく」ともお話されています。



ビフテキ家あづまのご予約 – 新宿三丁目/洋食 | 食べログ

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