「現在の小田急百貨店沿い」に設置されているバス停のうち、神奈川中央交通西株式会社が運行してきた深夜急行バスの2路線が、来週末で廃止される予定になっています。
このバス停では、平塚線、本厚木線と名付けられた2路線を運行しており、それぞれ小田急グループが運行する路線の駅を沿うような形で、バスの運行を行ってきました。新型コロナの第一波が広がった2020年4月に運行を休止し、以来同路線が使われることが一切ありませんでしたが、10月29日に路線の廃止を公表しました。
深夜1時に新宿駅を出発し、本厚木駅までは片道最大3000円以上かかる路線ではありましたが、新宿駅から本厚木駅までをタクシーの深夜料金で走った場合は2万円以上かかってしまうため、新宿駅近辺で終電を逃した方に向けた「助け舟」とも呼べる形で運行している節がありました。最近は新宿駅周辺で気軽に時間を潰せる施設(?)が増える一方で、輸送業の人手不足などがより深刻に捉えられるようになりましたが、どちらの件についても「廃止のお知らせ」には記載されておらず、明確な廃止理由を知りたい方は別途会社側へ問い合わせる必要があります。
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