先週から告知が始まった新宿駅の地下における段差付きの通路ですが、本日からその段差付き通路の部分が「本稼働」の前に開放され、一般の方が使えるようになりました。
この場所では従来利用可能な空間の半分程度を閉鎖した上で工事を進めていたため、夏場の昼間は熱中症の危険性が高まるようなエリアになっていましたが、今回新たに開放された通路によって、行き来できる通路がこれまでの1.3倍程度に増えています。また、段差の手前では重機や資材などを囲った上で簡易的な柵を設置しているので、今後作業が進んでいくにつれて、通路として利用できるスペースがさらに増える事になります。
ただ、16日から使えるようになる通路は当然ながらまだ開通の予兆すら見えない状態にあり、現段階では車椅子を利用している方が1人でこの通路を使用することは、事実上不可能になっています。また、小田急線の降車専用改札前にある通路は今の所イメージ画像と違っていて、京王線側から仮設通路を使用する場合は一旦「通常の地面」まで階段を降りた後、仮設通路の起点にあたる階段を数段上る必要があります。
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・新宿駅のご案内|小田急電鉄