東放学園のアトリエクマノが設置されていた建物にて、「42 Tokyo」という施設が移転を行うようで、今月から稼働する予定になっています。
元々42 Tokyoは住友不動産六本木グランドタワーの中にあり、パリ発のエンジニア養成機関として展開されてきました。日本の施設に関しては同じビル内に本社を構えるDMM.comが主体となって運営を行い、ドコモやサイボウズ、JAL、トヨタ、テレビ朝日、さくらインターネット、キリン、バンダイナムコといった各業界の有名企業がスポンサーという形で援助を行っています。正式な学校というわけではありませんが、「非営利型一般社団法人が展開する学校」という形を採用しており、プログラミング知識不要で授業料無料という入学基準を設けている一方、4週間にわたる入学試験や合格後にキャンパスへ通えることなどを条件として挙げています。
アトリエクマノが撤退してからも、建物内では不定期に工事を行っていましたが、先月末頃から工事の「勢い」が加速しており、オフィス用のチェアが複数運び込まれたり、黒をベースにした仕切りの様なものが設置されたりと、明らかに何かしらの施設が稼働する準備と思われる作業を行っていました。六本木からは既に撤退しているそうで、4月1日には「新宿への引っ越し作業を約2週間かけて行う」ともXに投稿していました。なお、移転先については現状公式サイトなどでアナウンスされていませんが、Googleマップで建物の場所にピンを置くと、42 Tokyoの公式サイトなどが表示されるようになっています。
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3/31をもって
六本木キャンパスが閉校になりました🏫
\現在は学生が誰もいない静かなキャンパス…
新宿で再び学生の皆さんと楽しい思い出を作れるよう
約2週間、引っ越し作業を行います🚚📦
随時、キャンパスの様子をお届けするので、楽しみにしていてください❗️#42Tokyo #42東京 pic.twitter.com/YOVWsOOb5L— 42 Tokyo | 世界31ヶ国54キャンパス展開ソフトウェアエンジニア養成機関 (@42_tokyo) April 1, 2024