未だにGoogle検索などで新宿三井ビルディングと混同されるなど、名称で「不利な立場」に置かれがちな西新宿三井ビルディングですが、同ビル内で営業を行っていた田んぼ西新宿店が、本日で閉店いたしました。
同店はビルが誕生した1999年から営業をスタートしており、オフィスフロアなどを含めてみても数少ない「最初からいる企業」の1つでした。新型コロナが流行してからは、少なくとも記憶にある中ではディナータイムの営業を1度も行っておらず、グルメサイトなどで確認してみても、ランチタイムの営業のみ、土日祝日定休日という、非常に限られた時間帯で料理を提供し続けていたようです。最近では周辺に合わせて各メニューの値上げなどをしつつも、日本各地から様々な品種のお米を取り寄せ、入り口付近で海の幸の香りを漂わせつつ、営業を継続していました。
ただ、系列の店舗は表参道と三軒茶屋にも店舗がある他、本店として営業を行っている代々木店は代々木駅近くに店舗を構えているので、西新宿三井ビルディングから25分程度歩くなどすれば、再び田んぼの料理を味わえます。