東京都庁が40億円をかけて「免震工事」を実施へ(朝日新聞より)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

新宿センタービルで約13分の間揺れを観測するなどの結果を始め、東日本大震災で新宿のビルが横に揺れる様子がYouTubeにいくつもアップロードされておりましたが、この度都庁で長期間揺れる「長周期地震動」の対策として40億円を投じて地震対策を行うことが発表されました。

この対策では、第一本庁舎、第二本庁舎の2棟に揺れを抑える特殊な柱を合計で155カ所組み込むとのことです。これによって揺れ自体を短く、そして軽減することができるそうです。都庁では地震の影響で天井が落ちるなどの被害が発生していましたが、長周期地震動の対策を行なっていれば、もう少し被害は軽減できたのかもしれません。

都庁自体も揺れを15分間記録したというデータがあり、避難所とまではいかなくとも、東日本大震災時のように帰宅困難者を受け入れる施設として機能させるためには、このような地震対策はより重要になっていくのかもしれません。



・東京新聞:都庁「ゆっくり揺れ」補強 40億円かけ制振装置:東日本大震災(TOKYO Web)
3・11大地震時の新宿高層ビル 大きく、ゆっくり13分揺れ続ける : J-CASTニュース

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