三越伊勢丹HDの子会社「三越」と「伊勢丹」が合併へ(日本経済新聞より)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

3年前の4月1日に三越伊勢丹ホールディングスが誕生し、百貨店業界の再編が行われましたが、今年の4月1日に子会社の株式会社伊勢丹と株式会社三越の2社を統合することが発表されました。

合併後の社名は三越伊勢丹となり、三越が存続会社となることで、81年間続いた株式会社伊勢丹の歴史が終了します。と言っても、伊勢丹のブランドが消えてしまうわけではなく、伊勢丹百貨店・三越百貨店はこれまでどおり営業を続けていくそうです。

新しく誕生する三越伊勢丹の社長となるのは伊勢丹の大西洋社長だそうで、このあたりは伊勢丹三越HDの社長を兼務している石塚邦雄社長とのバランス取りの関係なのかもしれません。今年の1月6日には、三越伊勢丹HDで会長兼CEOとして働いていた武藤信一氏が亡くなられたため、ちょっとした混乱も見られたとのことですが、業界4位と業界5位の三越、伊勢丹が今後どのように発展していくのかも注目すべき点なのかもしれません。



三越伊勢丹HD、グループ会社を再編  :日本経済新聞
実力会長が急死した 三越伊勢丹の「これから」  | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社]

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