先月テアトル新宿では、人間国宝の野村万作さんと狂言を題材にした映画を上映していましたが、来月新宿ピカデリーでは歌舞伎作品の上映が行われることになっています。
今回は、古田新太さんなどが参加されている劇団☆新感線、歌舞伎業界の最前線に立つ松竹の2団体がコラボする形で作品を作り上げていく歌舞伎NEXTの作品であり、かつて劇団☆新感線で上演されていた「朧の森に棲む鬼」が上映されます。舞台での上演自体は昨年から今年にかけて行われているのですが、2026年1月2日からは尾上松也さんが主演を務めたバージョンを、23日からは松本幸四郎さんが主演のバージョンを上映する予定になっており、今回は2カ月以上早く映画として作品を鑑賞できるようになります。
上映開始前の11時からは、主演を務めたお二人が舞台挨拶に登壇し、11時40分から2作品を一気に上映するとのことです。途中で休憩時間を挟む事になっているものの、終了時間は19時10分を予定しているということで、8時間以上にわたる映画作品にしては長丁場のイベントとして開催されます。チケットの抽選販売は21日から28日までの間に行われ、当落発表が行われる11月8日には、一般発売も始まるとのことです。
・最速上映!『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』完成披露上映会 開催決定!|シネマ歌舞伎 松竹|あの名舞台をお近くの映画館で