複数作品で「成約済み」の札も 伊勢丹で岡本太郎さんと草間彌生さんの版画展を開催中

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

伊勢丹現在伊勢丹のアートギャラリーでは、昭和を代表する芸術家である岡本太郎さんと、新宿区の名誉区民である草間彌生さんの版画の展示と販売を行う「岡本太郎と草間彌生 版画展」が行われています。

タイトル通り、展示されている作品はオブジェ風の箱1点を除いた全作品が版画となっていて、ご本人のものと思われるサインが入った作品がいくつも並んでいます。岡本さんはタイトルも含めてどこかメッセージ性の強いタッチの絵が目立っており、草間さんの作品はコンピューターグラフィックスでも描くのが難しそうな幾何学模様などを用いた絵が多く飾られ、実質2カ所に分かれた展示スペースはお二人の個性が色濃く出ていました。

価格に目を向けると、岡本さんの作品は数十万円前後のものが多い中、草間さんの作品は300万円前後が平均価格となっていました。が、展示スペースを見に行った時には草間さんの作品のほうが成約済みの札が多く貼られていて、見間違いでなければ800万円前後の作品にも小さな「ご成約済」のシールが貼られていました。展示自体は13日まで行われているので、世界観だけでも楽しんでみたいという方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。



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