歌舞伎町の北端エリアに位置し、約半年前に閉店した和平飯店の跡地にて、神保町に事実上の本店を構えている「馬子禄牛肉面」の新店舗が営業を始めています。
金曜日からプレオープンを行っていたという同店は、ラーメン店がひしめき合う新宿駅周辺などにおいてマイナージャンルであり、中国ではメジャーなジャンルである蘭州ラーメンを手掛けるお店になっています。現在西新宿では牛家兄弟が同ジャンルのラーメンを中心に提供しているものの、小滝橋通り沿いにあった甘蘭牛肉麺、新大久保駅付近にあった耶曼牛肉面は閉店しており、見方次第では競合の少ない飲食店になりそうです。
お店の入り口には、日本語と英語で書かれた内容が全く違う2種類のボードが設置されており、日本語では一部サイドメニューを含めたセットメニューなどを細かく紹介している一方、英語では「やっと日本に上陸」といったニュアンスの宣伝文句やラーメンの特徴など、蘭州ラーメンの内容についての説明がメインになっていました。また、全開になっていた入り口からは和平飯店時代の面影を全く感じさせない、整然と並んだ机や椅子などが目に入りました。