国鉄時代からJRグループの動脈とも言える働きぶりを見せていたJR新宿ビル、吉野家や磯丸水産などの「庶民的店舗」が営業を行っていた新宿南口ビルがそれぞれ姿を消し、新しい大型ビルへと姿を変える事になっていますが、その新ビルへの入居を予定している建物について、京王電鉄の都村智史社長がコメントを残しています。
先月日本経済新聞が行ったという取材の中で、この場所における活用法について言及されており、富裕層の顧客をターゲットにした新しいホテルを作る計画を語られていたようです。ホテルサンルートプラザ新宿、ブラッサム新宿、小田急ホテルセンチュリーサザンタワーに続く「新宿沿いの代々木にある第4の大型ホテル」が誕生することになりますが、あくまでも構想段階の話であり、京王プラザホテルや京王プレッソインのように京王電鉄の完全子会社を新たに設立するのかや、想定しているホテル名の話などは明かされていませんでした。
オープン時期については最短で2028年とあり、この辺りは建設計画に沿った中身になっています。なお、記事内では新宿歴史博物館の元館長による新宿の評価、京王帝都電鉄時代の社長が残した言葉など、あまり表側には出てこないような「コラム要素」も盛り込まれていました。
・京王電鉄、新宿駅西側に旗艦ホテル 国際都市へ再開発けん引 – 日本経済新聞