東京医科大学病院の新しい病棟が稼働を始めてから4年目を迎えようとしていますが、かつての病棟エリアであり、現在は大型の駐車場として稼働している区画の一部に建設される予定の工事が、事実上遅れているようです。
昨年の上半期時点では、業者の選定などを「ゆとりを持って」実施し、11月に工事を行うという案内を5月に出すなどしていましたが、いつしか着工予定日、竣工予定日の一部が未定に切り替わっていました。建設予定の建物に入居する各施設の概要などは特に変更されていないようなので、今の所この工事は日程のみがうまく噛み合っていない状態にあるようです。
上記の理由もあってなのか、敷地内は良くも悪くも普段と変わらない姿を維持しており、工事を行う気配などは一切感じられない状態が続いています。ただ、建物の完成自体は元々2027年以降を予定しているので、現在設置している看板の内容を急いで書き換える、もしくは撤去するといった動きは、まだしばらく起きないかもしれません。ちなみに、東京医科大学病院は1月3日までを休診日に指定し、今年の診療初日にあたる1月4日は平常通り午前のみの診療を行う予定だそうですが、3日までは長時間の待ち時間を要した上で、時間外選定療養費の普段が必要になります。