いわゆるながらスマホを行いながらの自転車の運転、酒気帯び運転、モペット利用時のヘルメット必須化など、二輪車における刑事罰などが強化された道路交通法が本日施行されましたが、西新宿や新宿3丁目、歌舞伎町などでは特に大きな変化が起きていなかったようです。
本日の午後には新宿区役所前で取り締まりを実施し、合計で8人を摘発した他、ハロウィン中の警戒がほぼ終了する本日の午前5時頃には、歌舞伎町でモペットの酒気帯び運転を行ったとして男が現行犯逮捕されるなど、新宿警察署の方々が早速法律に基づいた行動を取っていたようです。しかし、ここ数カ月で明らかに増加した「モペットの違法駐輪」などが減少しているようには見えず、シティタワー新宿前などにはずらりと並んだモペットに対して、新宿区名義の警告文が貼られた状態のままになっていました。日の入り後には「西新宿にある交番の前」でヘルメットをせずにモペットに乗っている男女2人組を見かけており、バイクと同じぐらいのスピードで車道を走るなどしていました。
また、京王プラザホテル前では「ダイチャリ」の籠を付けた自転車を運転していたスーツ姿の男性が、かごで隠すような形でスマホを最低10秒以上操作していた他、思い出横丁付近でベルを連射する年配の女性がいたり、イヤホンをしたまま自転車で信号無視する「配達員姿の男性」がいたりと、従来の罰則にも抵触する運転も多数見かけており、まだ本日の段階では同行法の改正が効果を発揮しているとは言いにくい状態でした。
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