最近は入居している店舗の入れ替えだけでなく、出入口部分でも設備更新関連の「変化」が起きている新宿マルイアネックスにて、2022年の年末からその出入口の目の前で営業していた逢うふるさとチョイスが、11月6日で閉店することになりました。
新宿区にとっては、財政に「多大な損害」を与えうる制度になっているふるさと納税ですが、ここでは同制度の魅力をざっくりと案内しつつ、地方の特産物に関する情報などを同時に伝えていました。ただ、ふるさと納税にちなんだお店ではあるものの、セミナーなどを毎週のように開催してふるさと納税の制度を詳しく説明しているわけではなく、店員の方が都度パンフレットなどを用いてやや簡潔に説明するスタイルを採用していました。また、開店当初は一定の人気を博していた「だるまガチャ」も、最近は外国人観光客の方々に向けたフォトスポットになっているような状態だったので、ある意味で都庁の全国観光PRコーナーに近しい役割の場になっていました。
最近は諸国ご当地プラザが同店の斜め向かいで再度営業を始めており、全国各地の食品類を扱うお店が2店舗体制になったばかりでしたが、並行しての営業は2カ月足らずで終了することになります。なお、店舗の運営元にあたるトラストバンクは、「元ネタ」である逢うふるさとチョイスをネット上で展開していますが、こちらについては引き続きサービスを継続するとのことで、あくまでも実店舗の運営を終了するだけのようです。
・「逢うふるさとチョイス」閉店のお知らせ | NEWSROOM | 株式会社トラストバンク
・【知ってる?】都内にいながら全国各地の魅力を発見!実店舗「逢うふるさとチョイス」――「地域って楽しい・面白いと感じてもらえる店舗に」 | Local | TB base | 株式会社トラストバンク
・実質収支全国マップ ふるさと納税のリアル:日本経済新聞