映画宣伝のための「新宿日悪署」明日まで設置

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

新宿日悪署今から約15年前に発生した稲葉事件をモチーフにした映画の「日本で一番悪い奴ら」が今週末に公開されますが、映画を宣伝するためのオブジェとして新宿ステーションスクエアに「新宿日悪署」という建物が、23日まで設置されています。

実際の事件と同じく、舞台も北海道ということですが、今回のPRによって数々の事件を捜査してきた新宿警察署から1kmほど離れた場所に架空の警察署が新宿駅の東口に置かれ、時間帯によっては宣伝用のマスコットキャラクターでもあるニチワルくんが路上をウロウロし、記念撮影などに応じていました。入場を制限するスペースが儲けられているため、舞台に上がることは出来ませんが、壇上には映画を宣伝するためのモニターや等身大パネルなどが並べられていて、精巧に作られた植野行雄さんらのフィギュアのようなものも見ることが出来ます。

本日は主演の綾野剛さんや、劇中音楽を担当する東京スカパラダイスオーケストラとKen Yokoyamaさんも新宿ステーションスクエアを訪れていて、自身が制作に携わった映画の千でも行われていました。ちなみに、このように大々的な宣伝を行った今日、覚せい剤の密売人と共謀して調書を捏造したとして、北海道警の早坂洋平警部補が逮捕されるという、偶然にも映画のストーリーに若干かすっている事件が明るみに出ています。

新宿日悪署



「日本で一番悪い奴ら」綾野剛、スカパラ&Ken Yokoyamaのライブに大興奮 – 映画ナタリー
稲葉事件 – Wikipedia
北海道警警部補を逮捕 薬物捜査で調書捏造の疑い  :日本経済新聞

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